オンライン英会話での「カランメソッド」の具体的なやり方とは?

オンライン英会話の~メソッドの中でも最も有名なのが「カランメソッド」です。
今回はそのカランメソッドの具体的なやり方、効果的な受け方をご紹介します。

カランメソッドの具体的なやり方とは?

まずカランメソッドでは、英語を英語で理解できる英語脳を作ることを目標にしています。

ですから、英語で質問された時に頭の中で訳する作業を省くため、レッスン中講師は意図的に速いスピードで英語を話します。

答える側も自分のできる限りの速いスピードで、しかもフルセンテンスで話さなければなりません。

とにかく自分の母国語を消し去る練習を積むのです。

これだけ聞くと、スパルタのような感じがして怖い、という方もいるかもしれませんがご安心を。

答えにつまずいても講師がリードしてくれますので大丈夫です。
最初はこのメソッドに頭が混乱してしまう方が多いのですが(私もはじめは汗だくでした!)数回レッスンを受講し慣れてくればスムーズにレッスンを進めることができます。

このカランメソッドレッスンは海外では4~8人のグループレッスンで行うのが一般的なのですが、
オンライン英会話ですと1対1ですので、グループレッスンに比べるとはるかに英語を話す時間が多いですね。

カランメソッドで得られる一般的な成果とは?

さて、このカランメソッドのレッスンを受講し続けることにより得られるメリットはたくさんあります。

1.速いスピードでのリスニングに抵抗がなくなり、リスニングスキルが大幅にアップする。
2.反射的に英語で返答することが出来る。
3.フルセンテンスでの返答の練習を積むことでしっかりした文法を使い、話すことが出来る。
4.毎回前回のレッスンの復習をするので、単語、イディオム、言い回しなどがしっかりと自分のものになる。

この他にも英語を話すことへの恐怖心がなくなる、自信がつくなどメリットはたくさんあるでしょう。

カランメソッドの具体的な受け方

さてカランメソッドの具体的な内容を見ていきましょう。

レッスン中はピクチャーカードをお互い見ながら進みます。

1.講師は必ず2回質問を繰り返します。
  
  例)Is this a window? Is this a window?

2.生徒は質問に対し正しいフルセンテンスで答えます。

  例)No,it isn’t a window, it’s a wall.

レッスン中はネイティブがそうするように常にCONTRACTION(短縮形)を使います。

例えば、He is ⇒He’s, You are⇒You’re, It is⇒It’s の様にです。

始めは優しいレベルからスタートしレベルが上がるにつれ、センテンスも長く難しくなってきます。

長いセンテンスの例をひとつ挙げますと、

 例)講師:What’s the difference between a watch and a clock?
   What’s the difference between a watch and a clock?

例)生徒:The difference between a watch and a clock’s that we wear a watch on our wrists,
whereas we hang a clock on a wall or put it on a table.

といった具合です。

こういった質問がレッスン中絶えず浴びせられるわけですから、ボーっとしている暇はもちろんなく
脳も身体も常にフル回転させなければいけません。

レッスン終了後はちょっとした疲労感と爽快感で包まれます。そしてそれがだんだんと癖になってくるでしょう。

語学習得は時にスポーツの習得に似ていると言われますが、カランメソッドはそれを実感できる合理的な語学学習法と言って間違いないでしょう。

カランメソッドのデメリット

カランメソッドにはデメリットもあります。

僕が実際に取り組んでみて感じたデメリットは・・・

初心者だろうが、中級者だろうがテキストはビギナーからスタートしなければいけない点

これはもしかしたらオンライン英会話スクールによるのかもしれませんが、僕が受けたQQイングリッシュでは、テキストは一番最初のものからスタートしなければいけませんでした。

そのため、初心者の方には良いかもしれませんが中級者ぐらいになると、This is a penからスタートするため、退屈になりかねません。

講師側も中級レベルの人たちが飽きないような授業を工夫しなければならず、恐らく大変だと思いますね。(とはいえ、カランメソッドは工夫する余地がないぐらいシステマチックなやり方です。)

こちらが言わなくても講師がどんどん答えを言ってしまうため、(上記と真逆のことを書きますが)ぼーっとしてしまうこともある。

カランメソッドはこちらが答えを言わなくても、講師がすぐに答えを言ってしまいます。

そのため、考える余地をあまり与えないため、ただ講師が発音している「音」をフォローするだけになりかねないんですね。

この辺が難しい所です。

とはいえ、英会話を学ぶ一つの素晴らしい方法だと思いますので、是非これから英語を本格的に学ぼうとしている方は、チャレンジしてもらえたらと思います。