最低限の英会話だけ出来れば海外生活を乗り切れる!その勉強法とは?

私はニューヨークに約3年間住んでおりましたが、最初の1年間は全く英語が上達しませんでした。子供のいない専業主婦で時間はたっぷりあったにも関わらず、です。「せっかく海外にいるのに」と焦りを感じ、

「せっかく海外にいるなら少しは英会話を身に着けたい!」と少しだけですが本気モードになり、英会話の勉強を始めました。現在は日本に帰ってきており、英語に触れる機会も少なくなりましたが、その残りの2年間で少しだけですが英会話の勉強をして良かった、と心から感じております。
さて、その勉強方法ですが、全部で4つあります。

まず1つ目は、「現地のニュースを見ること」です。
最初の1年間は日本のテレビ番組ばかりを見ておりました。すると耳が全く英語に慣れることはありませんでした。カフェで現地の人々が会話をしている声を耳にしても、それは私にとってはただの雑音でしかありませんでした。

ニュースを毎日見る事で、例えば「天気」に関する話題に出てくる単語を少しずつ聞き取れるようになってきたのです。天気予報に出てくる単語は中学生で習うようなとても簡単なものですが、実際にとても速いスピードの会話の中でその単語を聞き取るのはとても難しいことです。

天気予報は基本的に毎日同じ形式で話が進められていくので、早いスピードの会話でも、何度も繰り返して耳にすることで「慣れ」が生まれたのだと思います。そして、そのことが「自信」に繋がり、「お、なんだか英語がわかってきたぞ」と英会話を学ぶことの楽しさを感じられる良いモチベーションになったのです。

2つ目は、「洋画を字幕で見て、よく出てくる単語や会話を記憶すること」です。
私が住んでいたアメリカではネットTVが当たり前で、夜になるとどのチャンネルも映画を放送していました。同じ映画を5日間連続で・・・なんてこともよくありました。様々な映画を見ていると、「あ、また同じ言い回しが使われている。

あ、この単語よく出てくるな」と私たちが日本語を使用する際に気づかずにいつも使っている言葉があるのと同様に、映画でも、よく使われる単語というものが存在することが分かりました。

映画、と書きましたが、もちろん海外ドラマでもOKです。むしろ、日常生活により近いのは海外ドラマだったかと思います。しかし海外ドラマは「スラング」というくだけた会話のなかでのみ使われる言葉が多く出てくるので、スラングだと自分で認識したうえで学ぶ必要が出てきます。

一つ例を挙げます。「I`m breaking up with you」という会話、本当に何度耳にしたことか・・・・。

これは「別れよう」という意味です。こちらは映画でも海外ドラマでもよく使われていました。文章をそのまま暗記してしまえば、今後映画を見ていてこの文が出てきたとき、「あ、別れようって言ってる」とそこだけは自信を持って聞き取りできるのです。

3つ目は、「自分が見た映画や海外ドラマの内容を文章で書かずにまず英語で話すこと」です。

これは英会話スクールなどに通っていて添削をしてくれる相手がいることが必要となってきますが、やはり話すことなしに英語は上達しません。私は幸いなことに、親族に英語がネイティブな人がおりますので、その人に自分が見た内容を話して聞いてもらっていました。

すると自分の語彙力のなさに気が付くのです。伝えたいのに単語がわからないから伝えられない・・・そんなもどかしい思いをしないよう、やはり最低限度の単語は覚えている必要があります。しかし実際に「この言葉が出ない!」と悔しい気持ちにならないと、人は本気で覚えないような気がします。

説明するのに必要たけど知らなかった単語は必ずノートに取り、覚えるようにしていました。これが私が考える、「まず英文を書いてみる」から始めずに、「とにかく英語で話してみる」から取り組む方法です。

4つ目は、「英語がネイティブではない人たちと会話すること」です。
私が住んでいた地域では、英語がネイティブでない人の方が多い地域でした。ネイティブでない人との英会話はあまり勉強にならない、と私が日本にいた時に、英会話上達法を調べているとよく出てきました。たしかに正しい英語ではないので正しい英語を学ぶ、という点では効果的でないかもしれません。実際に文法などはめちゃくちゃだった、と英語がネイティブに話せる親族は言っておりました。しかし、相手が何と言っているのかは理解できたというのです。

私が海外で生活して一番感じたのは、「正しいかどうかはあまり重要でない!とにかく英語を喋ろうとする姿勢が大事!」ということでした。日本人は文法をとてもよく勉強している民族のようで、文章の読解力はとても高いようです。しかしそれゆえに正しい文法で話そうとして、口から英語がなかなか出てこないのです。私はまさにそのタイプの人間でした。

しかし英語がネイティブでない人々と会話をしていると、肩の力がいい意味でぬけて、自然と英語が口から出てきたのです。もちろん私が話している英語が文章として正しかったかどうかはわかりませんが、言いたいことは通じていました。まずはそれで十分だと思うのです。

以上私の英会話上達法を4つ挙げさせて頂きました。海外で生活していたころの話なので日本での勉強法としては当てはまらないこともあるかもしれません。自分は何のために英会話を学ぶのか、それを考えて、私ように海外で生活するため、ということであれば、上記の方法で海外生活を少しはエンジョイできるようになるかもしれません。