苦手意識のあるあなたへ 英会話の克服と勉強方法

外国人観光客の多い地域に住んでいた際に、時々道を尋ねられることがありました。

日常会話レベルまででも話せたらいいなと思ったきっかけは、この時にきちんとした受け答えができなかった事からでした。

英語は学生時代から本当に苦手意識を持っていたので、まずは自分の興味ある分野から単語数を増やしていこうと思いました。
そこで、見始めたのが、NHKの子供向けの英語番組でした。その後、好きな洋画や外国のミュージカルを聴いて、耳を慣らす事を考えました。
文法などは初歩の英検教材を少しずつ進めてみることにします。

突然難しいところから入っても挫折しそうなので、まずは苦手意識をなくすところからと思いました。
苦手意識がありすぎると、初心者向けの英会話スクールですら敷居が高く感じてしまいます。

NHKの番組も初歩の英検教材も大人が外で見たり聞いたりするのは少し抵抗があるので、自宅で空き時間に毎日進めることにしました。
NHKの子供向け番組はストーリー仕立てになっているので、ストーリーを追いながら見る事ができますし、そのキャラクターに愛着を持つと見るのが楽しみになって良いと思いました。

外国の好きなキャラクターのアニメーション作品などを英語版で観るのも良いと思いました。

英検の教材は簡単な級からだと出来た事の達成感はないかもしれませんが、苦手意識は少しずつなくなっていき、教材が進むにつれて面白さも感じてきました。小学生にも分かるくらいのレベルで説明も入っているので、読んでいても苦になりません。難点は初歩すぎて外でテキストを広げるのに恥ずかしいと感じる事です。

聞き取りの試験もあるので、テキストにはだいたいCDもついています。初歩であれば、簡単に分かってしまうような内容のものばかりなので、段階を踏んできちんと勉強すれば分かるという自信にもつながります。

私が英語力のなさに愕然とした「観光客に道をきかれる」というシチュエーションは、だいたい相手が地図やメモなどを持っていて、指をさしたりというアクションがあるので、相手の言葉が聞き取れなくても、少しの単語を理解していれば、なんとか案内はできました。

ですが、正しく相手の求める通りに案内できたのかは不安で、やはり相手の言葉を聞き取るという力が必要だとも感じたのです。

その頃、ちょうど観に行きたい外国のミュージカルがあり、字幕もあると知っていたのですが、出来るだけ舞台を観たいと思い、そのミュージカルのCDと原作の映画DVDを購入して事前勉強することにしました。

舞台を字幕なしで観たいという目標があったので、集中し、また楽しんで観たり聞いたりすることができました。
実際のミュージカル観劇では、内容を頭に入れていったので、字幕をほとんど見ずに楽しむ事ができましたし、俳優さんたちの表情や歌声、セリフに感動しました。

もちろん、全くの初心者レベルの英語力しかないので、数回聞いただけでセリフが分かるという事はありませんし、聞き取れる単語が増えるくらいの効果しかありませんでしたが、内容を覚え、少しでも聞き取りたいという意識を持てた事が良かったと思いました。

特にミュージカルですと、音楽もついているので、耳に入りやすく、聞きこんで好きな曲ができたら、覚えたいという方向にもっていけると感じました。
そして、次に観る時にはもっとちゃんと聴きとれるようになりたいと思えた事も収穫だと思います。

洋楽も同じで、好きな曲であれば、興味を持って覚えられるし、曲があることで繰り返していれば、自然に歌詞は覚える事ができます。

さらに好きな曲であれば、どんな意味があるのか知りたくなり、調べたり、和訳と比較してみたりといった事に発展していきます。

まずは耳を慣らすという事を目的とするのであれば、興味のない英語分を聴き続けるよりは、自分の興味ある分野で使われている英語を聴く方が楽しいし、耳も慣れてくるような気がします。

英語に自信がまだ持てなくても、苦手意識を持たなくなってくると、ニュースに出てくる外国人のインタビューなどから知っている単語を耳で拾ってみたり、映画を見ながら意識して字幕を観ないようにしてみたりと英語に触れてみようという気持ちになれます。

英語が得意な友人は、字幕の翻訳と実際の英語のセリフの違いを分析し、解釈の違いを教えてくれたりもしました。
英語ができるとそんな楽しみ方もできるのだと思い、もっと勉強してみたいと思えました。

逆に日本の映画などが英訳されている時にも違和感を感じたり、その訳し方を面白いと感じたりすると言います。
それを自分自身でリアルタイムで感じ取れたら、何倍にも楽しくなるのだろうなと思えました。

独学で勉強するのは意志の強さも必要ですし、大変なことだと思います。継続は力なりと分かっていてもなかなか続きません。
私は地道ではありますが、まず苦手意識をなくすところから始め、興味を持つところに自分の気持ちを持っていきました。
自分の興味があるものと関連付けたら、楽しく続けることができ、いつか実を結ぶと信じています。